【VSCode】文字列を大文字・小文字に変換する(命名規則変換)

命名規則一覧

まず、VSCodeのデフォルトの機能で変換できるケースは下記の7種類あります。

命名規則の名称例(入力:oda neko)説明
Uppercase(アッパーケース)ODA NEKO全部大文字
Lowercase(ローワーケース)oda neko全部小文字
Title Case(タイトルケース)Oda Neko単語の先頭の文字を大文字にする
Camel Case(キャメルケース)odaNeko大文字で単語をつなぐ
Pascal Case(パスカルケース)OdaNeko大文字で単語をつなぐ(先頭も大文字にする)
Kebab Case(ケバブケース)oda-neko-(ハイフン)で単語をつなぐ
Snake Case(スネークケース)oda_neko_(アンダーバー)で単語をつなぐ

変換方法

まず、変換したい範囲を選択します。

選択した状態で、Ctrl + Shift + Pを入力し、コマンドパレットを表示させます。
表示されたコマンドパレットにtransformと入力します。
VSCodeで用意されている変換が表示されるので、使用したいケースを選択します。
今回は例として、大文字に変換(Uppercase)を選択してみます。

選択範囲が大文字に変換されます。

ショートカットキーを割り当てる方法

いちいちコマンドパレットを開いて、変換パターンを選択するのが面倒な場合、ショートカットキーを設定することもできます。
例として「大文字に変換」にCtrl + Shift + Uを割り当ててみます。

キーボードショートカットを開く

左下の設定ボタン(歯車ボタン)をクリック→キーボードショートカットをクリックします。

「大文字に変換」にキーを割り当てる

検索欄に「upper」と入力→「大文字に変換」をダブルクリックします。

CtrlとShiftとUを同時に入力し、Enterを入力します。
「既存のコマンドがこのキーバインドを使用しています」という文言が出てきますが、一旦無視で大丈夫です。

キーバインドが設定されていることを確認します。

既存のショートカットを削除する

先ほどのポップアップに表示されていた通り、Ctrl + Shift + Uは既存のショートカットキーとしても割り当てられていますので、既存の設定を削除します。
検索欄に「ctrl shift u」と入力します。
先ほど設定した「大文字に変換」以外にもう1つ同じショートカットキーが割り当てられている機能が表示されるので、こちらの設定を削除していきます。

対象を右クリック→キーバインドの削除をクリックします。

設定が削除されたので、一覧の表示からも消えました。

あとは実際に文字列を範囲選択して、ショートカットキーで「大文字に変換」が実行できればOKです。

以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。